2015/09/02
[講師]ママフォトグラファー shinobu
ハムスターは、まんまるで仕草がとっても可愛いですよね。でも、意外と動きが早く、撮ろうとするとブレてしまうことがありますよね。
動く被写体には、シャッタースピードを速めにして撮るとブレずに動きを止めて撮ることができます。
TV(S)の撮影モードで、シャッタースピードは1/125~1/250で設定をします。
ブレたら少しずつシャッタースピードを上げていってください。
室内ですので、シャッタースピードを上げすぎると、ISOオートの場合、自動的にISOが上がってしまい、画質が荒くなってしまいますので気をつけてくださいね。
食べている時や寝ている時は、シャッターチャンス!移動をせず同じ場所にいるので、あまりシャッタースピードを速く設定しなくても撮ることができます。
ハムスターの目の高さまでカメラを合わせると、表情が分かりやすく撮れます。ピントは目にあわせてくださいね。
ハムスターはゲージの中で飼っているので、撮影時に網が邪魔だったり、透明プラスチック越しだと鮮明に撮影ができないとこうことがありますよね。
ゲージの入り口を開けたり、給水器を取ると除き穴が出来るので、そこから撮影をすることで、網などが写りにくくなります。
少しおうちの中をおさんぽ。お花を置いたり、カップの中を冒険してみたり。
ストーリー性が出てとてもかわいらしい作品になります。
背景となるものを全てセッティングしてから、ハムスター登場という流れがポイントです。
長時間触ったりするとストレスになるので、短時間で撮影をしてくださいね。
こちらは、スマホで撮影。
トイレットペーパーからのぞいて撮影をしました。
ハムスターものぞいてくれるので、カメラ目線で可愛く撮ることができますよ。
お顔も可愛いですが、まん丸な体にちょこんと小さなシッポもとても愛らしいので「ハムケツ」も忘れずに撮影をしてくださいね。
室内で飼う動物撮影は、お部屋の明るさがポイントとなります。
出来るだけ明るいお部屋に移動をして撮ると、シャッタースピードが速くなり、撮りやすくなります。
アップで撮ったり、引いて撮ったり、いろいろとアングルを変えてハムスター撮影を楽しんでくださいね。
2児のママフォトグラファー。川崎市を中心に活動。独学でカメラの勉強を始め、2011年7月からPhotoLessonを開講。「ヒルナンデス!」や「写ガール」などテレビや雑誌などでも紹介多数。フォトコンテストも入賞常連者で「Photoback Award 2012」では『Happy』でカメラピープル賞を受賞。