おしゃれフォトブック・フォト(写真)アルバム作成 > Photoback Award > Photoback Award 2011
最優秀賞
「ルッカ留学記2002.9-10 1/5」
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審査員賞
特別賞
カメラピープル賞
「東北が、日本が、世界が揺れた3.11」
Shiori.Kさん
【審査員のコメント】
今年は震災関連の作品は数多くありました。そのなかでもShiori.Kさんの作品は、今回のテーマ「残したいモノ 伝えたいコト」に添い、自身が体験された写真と言葉を綴った内容が素直で良かった。現場で撮った写真を再び見直し、また本として整理される際、写真の色やレイアウト変更に意志を持って構成されている点は(誌面のなかでモノクロだった写真が表紙でカラーだったり)力強く、そして前向きな意志を強く感じました。
カメラ日和賞
「ベベ 待ちゆうよ」
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【審査員のコメント】
そらちゃんの誕生、本当におめでとうございます!とってもチャーミングでかわいらしくまとめられた一冊ですね。ご家族の愛情が、作者のタカクラさんのあたたかな言葉や優しい写真から伝わってきます。最後のページのべべちゃんの登場「待ちよったよ」にもキュンときました♡きっとお子さんにとっても最高の贈り物になることでしょう。赤ちゃんができた方にぜひトライしてもらいたい「Photoback」の楽しみ方ですね!
写ガール賞
「U & I」
aruさん
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【スタッフのコメント】
遠距離恋愛をしているという彼女に向けたAruさんの1冊「U & I」。彼女への言葉とともに優しい印象の写真が続き、中にはくすっと笑顔になってしまうものもあったりして。恋人が手にしたときの幸福や、強くなれるような気持ちが伝わってくるようでした。簡単なことのようで実はなかなか難しい、「大切な人を、大切にできるときに、大切にする」。そのことが表れているような1冊に、胸がときめき、写ガール賞を贈らせていただきました。
プチ賞
「母へ」
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【審査員のコメント】
やさしく話しかけるように綴られた、母であり、おばあちゃんとの記憶。気がつくと自らの経験と重ね合わせるように、ページをめくっていました。大切な人との別れは、いつかはやってくるということ。残された人は悲しさだけではなく、一緒に過ごした日々の思い出や、感謝の気持ちと共に、これからの生活を送っていくこと。そして大切な人が今いるありがたさを、改めて思い出させてくれました。少しでも多くの人の目や心に届いてほしい作品です。
PHaT PHOTO賞
「霧の中の風景」
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【審査員のコメント】
生命の誕生という、最後のシーンに行くまでにとても広がりがあり、一見まったく関係のないものがすべてつながっているような、身近な風景や遠い世界を撮影者がいとおしんでいる様子が伝わってきました。また幾層にも重なるストーリーが何度見ても違う余韻を残してくれて、ページをめくるたびに意外な驚きがあり楽しめました。1点1点の作品の力強さと見開きの視覚的な効果も抜群で、写真集として見ごたえのある1冊だと思います。
Re:S賞
「Life」
しかさん
【審査員のコメント】
何かに悩んだり迷ったりしたとき、人間は誰しも、ついつい他人の動向が気になってしまうもの。だけどそんな自分の未来への答えは、結局、過去の自分の積み重ねの先にしかなくて、そういう意味で「自分への教科書」と書かれたこのフォトブックが、息子のカイくんというよりも、自分自身にむけられているというのは、強く共感できたポイントでした。 とても小さなカメラでとらえた、とても小さな本のなかから、決して小さくない家族の物語がここまでリアリティをもって迫ってくることに、文章の上手さと、編集の上手さ、そして、弱さを隠さず生きられる作者の強さを感じました。素敵です。
審査員(順不同)
浅田政志
写真家。日本写真映像専門学校在学中に「浅田家」シリーズを撮り始める。 上京後、スタジオフォボス勤務を経て、写真家として独立。写真集「浅田家」(赤々舎)は、第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。
甲斐みのり
文筆家。女性が好んだり憧れたりするモノやコトを主な題材に、雑誌や書籍に執筆。
柳沢小実
エッセイスト、整理収納アドバイザー。日本大学芸術学部 写真学科卒業。暮らしにまつわる著書多数。最新刊は『日々のごはんとはたらくキッチン』(中経出版)。
山村光春
編集者。BOOKLUCK主催。カフェやインテリア、ファッションなどの書籍を中心とする編集・執筆を請け負う。著書に「眺めのいいカフェ」など。
特別審査員(順不同)
カメラピープル
カメラや写真を愛してやまない人たちと出会い、紹介するプロジェクト。フォトコンテストや写真展の開催、写真屋「monogram」(東京)の運営、カメラアクセサリーの開発・販売などを行っています。
カメラ日和
2004年に創刊したカメラ・写真雑誌。「カメラ日和」は、カメラと写真のある毎日をもっともっとハッピーにするために、これからもみなさんのもとへ写真にまつわるあれこれをお届けします。
プチ
「プチ・ホームページサービス」は、写真や文章の魅力がそのまま伝わるアイディアや、機能がぎゅっとつまったホームページ作成サービスです。
PHaT PHOTO
「写真がもっと、撮りたくなる」をコンセプトに、撮り方や国内外の素晴らしい作品を紹介する雑誌です。写真教室やギャラリー、イベントを通じてリアルな場も提供しています。
Re:S
「Re:S=Re:Standard あたらしい、ふつう。」をコンセプトに、雑誌『Re:S(りす)』や、秋田からニッポンのふつうを考えるマガジン『のんびり』、吉本興業発行の『おおらかべ新聞』(大阪)などを編集。『りす写真館』『ALBUM EXPO』など写真関連イベントも多数。
【審査員のコメント】
浅田政志さんより
甲斐みのりさんより
柳沢小実さんより
山村光春さんより