おしゃれフォトブック・フォト(写真)アルバム作成 > Photoback Award > Photoback Award 2014
最優秀賞
「MAGIC ROAD -Vol.1-」
TOYOKAZU NAGANOさん
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審査員賞
特別賞
カメラピープル賞
「眠れぬ森のおっぱい姫」
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【審査員のコメント】
最後におっぱいへ感謝の言葉で終わる内容に感動!ユニークなタイトルや本文で語られている「断乳」という大イベント。お母さんと娘、お父さんや周りの方々の協力で迎えた決戦の日までを綴った写真と文章にぐいぐい引きこまれ、読み終えたときには私自身もおっぱい…いや、胸がすくような清々しい気分になりました。このPhotobackは、娘さんが大きくなって読み返すと自身のがんばりや家族愛をいっぱい感じられる宝物になるのではないでしょうか。
カメラ日和賞
「ずっと、いっしょ。」
うだまさん
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【審査員のコメント】
最新号「猫づくし3」の制作で脳みそが猫だらけになりながらの選考、うだまさんの作品がささりました。リク君とハル君の豊かな表情と、うだまさんの愛情の深さがうかがえる言葉にホロリときました。うだまさんの猫ブログは「猫あるある」が面白いのですが、これはその猫愛が凝縮された一冊で、まさに「かぞく」という言葉がぴったりです。ガラステーブルにカリカリを置いて撮影した写真の破壊力たるや!うちの家族(愛猫)で真似したいです(笑)。
写ガール賞
「うみとそらとははむすこ」
taecoさん
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【スタッフのコメント】
少年から青年へ。この年頃の男の子は目に見えて日々成長し、同時に写真を撮られることに対する反応も変わってくるものです。そこを素直に、愛情と喜びを抱きながら撮影する母の気持ちが伝わる一冊でした。厳選された作品、並び・余白を含む構成、素直な文章……。脚色された部分がなく、とてもシンプルでストレートに、美しい“かぞく”が表現されていると感じました。これからもずっと、同じテーマで撮り続けていただきたいですね。
プチ賞
「ALWAYS」
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【審査員のコメント】
今、おばあちゃんからmegumiさん、そしてまたおばあちゃんへという想いが1つに結びついた、家族と時間のつながりを強く感じさせてもらえる作品です。子どものころ、花嫁姿のmegumiさんと、一緒に映るおばあちゃんとの写真が、作品の冒頭と終盤に配置される構成も素敵でした。
EINSTEIN STUDIO賞
「いってらっしゃい」
Kaoru Kitamuraさん
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【審査員のコメント】
子供の成長を淡々と撮影したこの作品には、見送る母親の気持ち、そして、いつかはこの姿を見る事が出来なくなる切なさ。そして愛しさを感じました。それと同時に私を日々思いやる母への感謝、そして愛を思い出せてくれます。この子どもたちは大人になり、この写真集を手にとった時、母が自分たちの成長を見届ける温かいこの眼差しに気づく事が出来ると思います。そういう意味でも愛の表現として写真集を創る事は、花を贈る以上に素敵な行為かもしれません。
Lomography賞
「日々を温める」
ako*さん
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【スタッフのコメント】
人物が一枚も写っていないこの作品に、家族の気配を感じ、家族のぬくもりを感じました。ランドセル、洗濯バサミ、泥で汚れた靴などの被写体は、まだ暖かそうな人の温度を閉じ込め、家族の時間を照らし出す優しい光とともに、目で見ることのできない大切な時間を写し出していました。日常の一瞬一瞬が大切な瞬間なのだと、この作品からひしひしと伝わってきます。フォトブックとしてのレイアウトも素敵です。
mammoth school賞
「空 飛 ぶ た か い た か い」
imy_dayssさん
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【審査員のコメント】
今回は一冊を選ぶのに本当に苦労しました。どの作品も写真が上手いだけではなく、本としての企画性もちゃんとしていて、完成度の高さに感動しきりでした。その中でも、主人公のタクマくんが、いろいろな場所で、ただただ楽しく飛んでいるこの写真集は、計算された構図と、溢れんばかりの笑顔が素晴らしく、自然と表情が緩んできてしまいました。そんな見ている人が無条件に元気になれる、多幸感に満ちあふれた一冊に、マンモススクール賞を贈らせていただきます。
PHaT PHOTO賞
「Bon clair」
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【審査員のコメント】
入道雲や花火、お墓参り。こたつにいる年を取った両親。誰もが思い当たるお盆やお正月の帰省の様子を、丁寧に記録しているのが印象的でした。実家のごちゃごちゃ感をそのまま写しながらも、不思議とすっきり見せていて、共感できるシーンがたくさん。「日常が永遠でないと感じたとき、残したいと思った」。そんな動機で撮られた写真からは、大きな時間の流れや、家族を大切に思う撮影者の優しい眼差しが感じられました。
Re:S賞
「かぞくのありか」
フカタ マサコさん
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【審査員のコメント】
家族という存在はあまりに身近で当たり前だからこそ、その儚さに気づいてしまったときの動揺はとても激しく切実なのだと思います。一見、淡々とした写真たちの連なりにある時層の深さと、隠しきれない作者の揺れが胸を衝きました。家族だけにわかるはずの一冊が、普遍的なものに変化した、家族の愛おしさの結晶を僕は選ばざるを得ませんでした。
審査員(順不同)
浅田政志
写真家。専門学校在学中に自身を含めた家族写真を撮り始め、「浅田家」(赤々舎)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2014年12月に東日本大震災での写真洗浄の現場を取材した「アルバムのチカラ」(藤本智士氏共著/赤々舎)を刊行。
甲斐みのり
文筆家。女性が好んだり憧れたりするモノやコトを主な題材に、雑誌や書籍に執筆。
柳沢小実
エッセイスト、整理収納アドバイザー。日本大学芸術学部 写真学科卒業。暮らしにまつわる著書多数。最新刊は『日々のごはんとはたらくキッチン』(中経出版)。
山村光春
編集者。BOOKLUCK主催。カフェやインテリア、ファッションなどの書籍を中心とする編集・執筆を請け負う。
著書に「眺めのいいカフェ」など。
特別審査員(順不同)
カメラピープル
カメラや写真を愛してやまない人たちと出会い、紹介するプロジェクト。フォトコンテストや写真展の開催、写真屋「monogram」(東京)の運営、カメラアクセサリーの開発・販売などを行っています。
プチ
「プチ・ホームページサービス」は、写真や文章の魅力がそのまま伝わるアイディアや、機能がぎゅっとつまったホームページ作成サービスです。
EINSTEIN STUDIO
若手写真家の発掘・育成を目的に2010年に設立。JAPAN PHOTO AWARDやPHOTO FAIR EINSTEINの運営、NTMY等の出版事業にも力を入れております。
Lomography
Future is Analogue!をスローガンに掲げ、フィルムカメラとその関連商品を製造販売するカメラブランド。公式Webサイトでは自社製品の販売の 他、アナログ写真に関する情報を発信。
mammoth school
マンモススクールとは、未来をリードしていく子どもたちのために、雑誌、WEB、ワークショップを軸に、教育の新しいスタンダードを探るためのプロジェクト。親と子どもが共に学び合い、豊かな心を育むきっかけとなるようなアイデアを発信しています。
PHaT PHOTO
「新しい才能を見つけ、未来に繋げる写真雑誌」をコンセプトに、若手写真家の作品や、作品制作に役立つアイディアを紹介しています。また、写真教室、ギャラリー、「御苗場」などのイベントを通じて、写真好きがリアルに交流できる場も提供しています。
Re:S
「Re:S=Re:Standard あたらしい、ふつう。」をコンセプトに、雑誌『Re:S(りす)』や、秋田からニッポンのふつうを考えるマガジン『のんびり』、吉本興業発行の『おおらかべ新聞』(大阪)などを編集。『りす写真館』『ALBUM EXPO』など写真関連イベントも多数。
【審査員のコメント】
浅田政志さんより
甲斐みのりさんより
柳沢小実さんより
山村光春さんより